カクタス(サボテン)リーグへ行こう!

サボテンと私(やま)

こんにちはスタッフのやまです。2008年のスプリングトレーニングに行ってきました。その時のレポートをご紹介します。参考にお役立て下さい。

日焼け対策は必須!

2?3月の春先とはいえ、相手はアリゾナの砂漠地帯です。甘く見てはいけません。

猛烈な日差しが襲ってきます。日焼け止めクリームをお忘れなく。

日焼け

1日だけの観戦ならTシャツもOKなれど、数日間それやったら、どえらいことになります。スコッツデールでは無料日焼け止めクリームのいサービスも。あと意外と盲点なのが耳。塗り忘れるんでしょうねえ。真っ赤になってる人、何人も見かけました。

同様(あるいはそれ以上に)必要なのがリップクリーム。乾燥のため唇が割れて、ものを食べるにも痛くて泣きたい思いでした。

←日焼けした我が腕。皮むけてます。乾燥した空気でダブルパンチ。

サングラスもあった方がいいでしょう。はずした後、そこだけ白くなってるのも想定の範囲内としたうえで。

以上、初心者の失敗談からです。どうか皆さんは万全の態勢で臨まれますよう。

球場へのアクセス

お目当てのチームが一つに絞られているのなら、その近くに宿をとるのがベスト。しかし、「アウェイにもついていかなくちゃ」とか「全部の球場を回ってみたい」とかなると、話は別。

「カクタス(サボテン)リーグはグレープフルーツリーグと違って、球場が広範囲に分散してないので、ほとんどの球場を回ることもできます。」みたいなことがどこかに書いてあったとしても、それはやはり、比較しての場合。密集しているわけではありません。

 

公共の機関としてはバスがあります。ダウンタウン中心部からだと、いちばん近いところで片道20分。遠いところで2時間くらいかかってしまいます。遠いところはほんとに遠い。

バス時刻表 Valley Metro Bus  

← Valley Metro Bus
乗り継ぎなどを考えると時刻表は必須。→
ターミナルやバスの中に置いてある。無料。しかし厚さが1.5cmくらいある。ちょっと・・・

2009年からはライトレール(路面電車)が運行を始めるようで、もっと便利にはなってると思いますが、ベストの交通手段はと言えば、やはり、レンタカーやタクシーということになります。
もちろん、バスがダメダメというわけではありません。バスの通ってないサプライズ以外は、実際にバスでコンプリートできました。

ツーソンの2球場は、フェニックスから日帰りというわけにはいかないので、ツーソンのダウンタウンをベースとして行動。やはりアクセス事情はフェニックスと同様。バスで行くことができます。

朝の練習

サプライズ・スタジアム練習風景

試合そのものは1時くらいからのスタートですが、朝9時くらいから練習が始まってます。
9?10時ころには現地に到着したいものです。

メインの球場はまだ閉まってますがその周りに練習用の球場が複数あり選手たちはそこで練習しています。(チームによっては練習場が離れたところにある場合もあります)

ファンも集まってきています。お目当ての選手をしっかり見てる人、のんびり家族連れで来てる人、ボールやカードなどをバッグいっぱいに詰めサインしてもらおうと張り切っている人など様々です。

日本人の姿も結構見かけます。楽しみ方も人それぞれ。「むしろ試合より、この練習見れただけでも大収穫」といっていた人もいました。

お昼近くになると選手たちは引き揚げていきます。このときがサインをもらうチャンスの一つです。

球場に入って

いつもなら、ゲートオープンと同時に中に入るところですが、この場合練習も見ていたいし(お目当ての選手がまだやっていればなおさら)、しかしまあ、ある程度余裕をもって本会場へ入っていきましょう。
メジャーの球場とはまた違った雰囲気を味わえます。食べ物もちょっとかわったものがあったりして楽しめます。

スプリングトレーニング球場内あれこれ

ほとんどの球場、外野が芝(ローン)になっており、ここはもうみなさん完全にピクニックみたいなノリです。
内野の方はと言うと、まだレギュラーシーズンでないので、ちょっとゆるい感じではありますが、「この日が来るのを冬の間ずっとまってたんだぜ?」って感じのよろびをにじませている人もいます。ただ、選手や裏方をはじめ、ある意味戦いはすでに始まっているわけで、バックネット裏にスピードガンを持って何やら記録をつけている座ってる人々を見ると「おおっ!」とか思っちゃいます。

試合の途中で・・・

さて、試合も始まり「選手の仕上がりはどうかな」とか思いつつ、5回くらいまで進むと・・・途中で引き揚げていく選手たちがいます。イチロー選手などもこのパターンです。で、何人かのファンは、席を立ち球場内のあるポイントへ、あるいは球場を出て選手を待ちます。もちろんサインをもらうためです。
そういった場所やタイミングは1回だけの観戦ではなかなかわかりません。複数日観戦できる場合は、1日目はそうして全体の流れをつかんで2日目以降に勝負をかける・・・というやりかたも賢いかなと思います。

試合が終わって

ブルワーズ 試合後のサイン 

ここでもサインもらえるチャンスあり。試合前と違って緊張感もほぐれ、リラックスした感じで。

サインについて

スプリングトレーニングは、レギュラーシーズンよりサインが貰いやすのは事実ですが、誰からも簡単にもらえるというわけではありません。とくにトップクラスの選手となるとそれなりの情報と根気は必要になると思います。
現地で日本人と知り合えた場合、情報交換によってお互い素晴らしい収穫を手にすることもあります。

そのほか気をつけたいこと

空気が乾燥してます。水分をこまめに取るようにしましょう。いつもそばにミネラルウォーターです。
ちなみに、ほとんどの球場では飲みかけのペットボトルの持ち込みができません。封を切ってないか、空のペットボトルならOKという球場がほとんどです。
えっ?空のペットボトルなんて持ち込む必要ないじゃん・・・って。私もそう思いました。でも係りの人「Full or Empty」ならOKって言うんですよ。なんのこっちゃ・・・と思ってたら、・・・発見、いやね、球場にあちこち冷水器が備え付けてあるんですが、その水をペットボトルに入れている陽気なアメリカンのおっさん2人組。「このためか?(笑)」
いやでも、本と水分補給には気を配りましょう。わすれるとホントきついです。

気温の差があります。昼間の強力な暑さから今度は、夜?朝にかけて冷え込んだりします。
知らないうちに結構、体力消耗してると思います。風邪をひかないように注意しましょう。

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