メジャーリーグの魅力の1つとしてスーパースターからサインをもらうこともあります。そのために、いい座席を購入してベストポジションを確保、ということも考えられますね。
ここでは、実際、イチロー選手からサインをゲットした方の体験談、アドバイスをご紹介いたします。
皆さんもぜひトライしてみてください。
名前:FUKUDA
時期:2014年
もらった選手:イチロー選手
メジャーリーグの選手からサインをもらうのは、人それぞれ難しかったり簡単だったりするものです。
何しろ運も味方にしなければならないからです。私の場合は、イチローからサインをもらうのは容易い物ではなく、何度も渡米を重ねました。
運がいい方は、一度でもらえることもあるようです。でも私はなかなかもらうことができませんでした。
それでも4年間、毎年毎年、このために貯金をし、アメリカに渡り、MLBを観戦を楽しみました。
そしてついに今年、念願のイチロー選手からサインをもらうことができました!
それこそ、イチローからサインをもらった瞬間、魂が抜けました、という感じでほっとしたのだか、興奮しすぎたのだかわからないような感情が全身をつつみました。
帰国して、サインを見るたびに、そのなんとも言えない気持ちを思い出します。
買えばいい、と思われる方もいると思いますが、このなんとも言えない気持ち、もらえるかもらえないかわからない中、球場に足を運んだり、ホテル出待ちしたり、そういうことを繰り返しているうちにすっかりメジャーリーグ観戦にはまっておりました。
もらってももらえなくても、メジャーリーグ観戦は本当に楽しいものです。
そんな私が、私なりに、サインをもらえる確率が上がるかな、と感じた方法を少し整理してみます。
私がイチロー選手を追いかけ始めたのは大学2年生からです。その時はボストンへ行き、マリナーズ戦を観戦しました。
私も最初は軽い気持ちで“一年に一回のボストン遠征だし、サインしてくれるでしょ!”と軽い気持ちでいました。しかし実際はそんな容易い物ではありませんでした。
やはり、スーパースターはなかなかサインをしてくれず、声をかけて返事をしてもらう、それだけでもやったーと思えるようなオーラがあり、この年は声をかけるという段階で終了しました。
私的な感想ですが、やはり声をかける際は、イチローと呼び捨てではなく“イチローさん!”と呼ぶのも大事かなと思います。
当然、現地のファンはイチローと呼びますが、私たち日本人の習慣というか、敬う方には、年上であろうが年下であろうが、やはり「さん」などつける方がいいのでは、と思っています。
翌年、私は大学3年生となり、シアトルへ行きました。
そこでもサインはもらえなかったのですが、顔を覚えてもらおうと毎日“イチローさん!”と呼んでは返事をしてもらいの繰り返しでした。
そして、また次のシーズンがやってきました。6日間連続“イチローさん!”と呼び返事をしてもらいました。しかし最終日に奇跡が起きました。いつも通り“イチローさん!”と呼んだら“おう!”と声を出して返事をしてもらえました。
社会人一年目のときにタンパのスプリングトレーニングに行きました。そこでも呼んでは返事をもらいの繰り返しでした。4日目についに奇跡が起きました。“イチローさん!”と呼ぶと近づいてきました。そうすると一気に人だかりができました。そしてイチローがサインをし始めました。
私はイチローの目の前で“イチローさん、サインお願いします!”と何回も連呼しました。そしてやっとサインをゲットすることができました。
これが、私がイチローからサインをもらった軌跡です。
基本的には、
(1)選手に積極的に声をかける(日本人選手の場合は、呼び方を意識する)
(2)何試合も球場に行き、できるだけ同じ場所で声をかけるようにする
(3)一度だめでもあきらめない
(4)公式戦よりスプリングトレーニングの方がもらえやすい
となるのではないかな、と思います。
私以外にもイチロー選手からサインをもらった日本のファンの方はたくさんいらっしゃると思います。
いろいろな情報を自分なりに整理して、観戦に出かけてください。
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