NBAオールスターを観に行こう!NBAハウスinニューヨークpart2

12時半終了予定だったオールスター公式練習ですが、スケジュールがおしたこともあり会場を出ると13時半。その足で再びNBAハウスへ行ってみました。

すると14時入場のチケットを待つファン達の長蛇の列が!
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この行列は角を曲がった通りの向こう側まで続いており、これにはかなり驚かされました!
*今回のNBAハウスは、10:00am-1:00pm、2:00pm-5:00pm、6:00pm-9:00pmといった感じで替え制となっていました。

中に入ると、どのブースもかなり賑わっています。
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週末にかけて来場者数が増えてくる為、各ブースを回るにはどうしても列に並ぶ事が必要になってきます。
それだけに、初日ということもあってかほぼ並ばずに全てのブースを体験できた木曜日は、かなり狙い目かなと感じました。

いよいよサイン会へ!

そしてNBAオールスターでは、イベント期間中に現役選手やレジェンド達のサイン会が行われます。この日の目的はずばり“NBA選手にサインをもらう”でした!

会場内を見て回っているとKIAのブースに行列が!聞くとジョン・ウォールのサイン会が行なわれるという事で早速行ってみました。
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オールスターによっては一日のタイムスケジュールが会場内のモニターなどに表示されていることもあるようですが
今回は会場内のイベントについてのスケジュール案内が無く、その変わりにNBAハウス外のModell’sやChamps Sportsといったショップで行われたサイン会のスケジュールが、事前にTwitterで発表されていました。

こちらはModell’sで行われていたメイソン・プラムリーのサイン会。
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店舗の裏口にこのような行列ができ、先着100名のみに配られる整理券をもらって入場。店舗の片隅でサイン会が行われていました。

各オールスターによって発表の方法は様々なようなので、観戦に行かれる際は会場内はもちろん、SNSの方もチェックしていただけると、より充実したオールスターウィークエンドを過ごせるかと思います。

さて、MCに焦らされながら待つこと数十分。係員とボディーガードに囲まれながら、万を辞してウォール登場!
2014年にアディダスのキャンペーンの一環で来日したのは記憶に新しいところです。

そして席につくといよいよサイン会の開始!
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サインは自分の持ってきたグッズか、もしくはイベントで作成したものにサインをしてもらうかのどちらかでした。先日PANINIのブースでもらった冊子にウォールの写真があったため、そこにサインをしてもらうことにしました。
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正確な時間を測ってはいなかったのですが、4・50分はサインをし続けていたでしょうか。
行列は絶えることなくウォールも出来る限り顔を上げファンの声に応えていましたが、やはりあれだけの数を捌くのは一苦労。

しかし、その中でも自分のユニフォームを着てくれていたり、会えたことに感動し涙を流していたり、ウォールのファンだと熱心に話しかけている方々の声には顔を上げ耳を傾けていました。

もし幸運にも大好きな選手に会えたら、ぜひ勇気を出して今まで応援してきた気持ちを選手に伝えてみてください。
日本からその選手を応援しに来たという熱意は、きっと選手に届くと思います。

土曜日の夜といえば、各分野に秀でた選手達がNo.1を競うオールスターサタデー。史上屈指のシューター達がチャンピオンを目指し火花を散らしました!

>>その⑥オールスター・サタデーナイト

NBAオールスターを観に行こう!オールスター公式練習

例年であれば特設会場で行なわれる公式練習ですが
今年はニューヨーク・ニックスのホームであるマディソン・スクエア・ガーデンでの開催となりました。
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10時半からの開始ということで少し前に会場入りしてみると、このあと公式練習を控えるステファン・カリー達や、前日のライジングスターズ・チャレンジで活躍した選手達がコーチとなり
オリンピック選手達とカリーのお父さんであるデル・カリーや、デトレフ・シュレンプ、クリス・、マリン、そして先日引退したジェイソン・コリンズらが混じってプレーをするというイベントが和やかに行われていました。

オールスター公式練習

マスコットが並ぶなか、試合さながらに選手一人ひとり名前がアナウンスされての入場です。

ウエストの一番人気は、やはりファン投票で最多得票を獲得したカリー!自身もチームも絶好調、改めてその人気を肌で感じました。
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そして、それに次ぐ歓声を受けていたのはティム・ダンカンでした。
5度の優勝を誇る“ビッグ・ファンダメンタル”に対するリスペクト。こういった現地の人気や反応を肌で感じられるというのもオールスターならではかもしれません

スティーブ・カーHCのもと、選手達は時折ファンの声援に答えながらリラックスした様子でシュート練習を行っていました。やはりこれだけの選手達を一度に、そしてこれだけ間近に見られるというのは本当に貴重な体験でした。

練習の合間にはイーストのジョン・ウォールとカリーの目隠しシュート対決を挟んだり、イーストの公式練習前には各チームのマスコットvsニックスのトランポリンを使ったダンクパフォーマンス対決や、ミニライブを挟むなど、ファンを飽きさせない工夫が随所に施されてありました。

そして今度はイーストの公式練習へ。
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カーメロ・アンソニーの挨拶のあと、マーク・ブーデンフォルツァーHCのもとストレッチから練習開始です。

カーHCに比べるとより通常の練習に近いものなのか、序盤は少し退屈そうにしていた選手も見受けられましたが
淀みない指示で各選手のリスペクトを勝ち取っていくさまは、イーストの首位を走るアアトランタ・ホークスの好調の一端を見たような気がしました。

そして今回の公式練習の入退場口が、予想していた通常のニックス戦の場所とは逆のサイドになっていたため残念ながらサインをもらうことは出来ませんでしたが、退場の際には選手達にサインをもらうことが出来るようです。

ルーキーチャレンジ、サタデー、そして本戦というオールスターのイベントの中で、この公式練習がもっとも選手を間近で観ることの出来たイベントでした。
それ以外にも各選手の人気度や、普段は別々のチームでプレーする選手達の関係性、試合とは違うリラックスした姿、そしてほんの僅かですがHCのスタイルの違いなど、普段なかなかみることの出来ない姿も沢山観ることが出来ました。
豪華なオールスターの面々をこれだけ間近で見ることの出来る公式練習、オールスターに行かれる際は是非ともスケジュールに入れてみてください!

そして公式練習でサインをもらうことが出来なくても、選手と触れ合う機会は沢山あります!

>>その⑤NBAハウス inニューヨークpart2

NBAオールスターを観に行こう!ライジングスターズ・チャレンジ

ブルックリン・ネッツのホームアリーナ、バークレイズ・センターに到着。
街もアリーナもすっかりオールスター一色、いよいよ待ちに待ったオールスター・ウィークエンドです!
バークレイズ・センター

 

ライジングスターズ・チャレンジ

ここ数年は元NBA選手が各チームのゼネラル・マネージャーに就任し、1・2年目選手の中から欲しい選手を交互に指名。選出された1・2年目の混合チーム同士が戦うという形式をとっていましたが
今年はアメリカ出身選手で構成されたUSAチームと、海外選手で構成されたワールド・チームによる対戦となりました。
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近年のNBAにおいて海外出身の選手の台頭は著しいのもがありますが
アンドリュー・ウィギンス(カナダ)を筆頭に、ヤニス・アデトクンポ(ギリシャ)、ルディー・ゴベール(フランス)、ダンテ・エクサム(オーストラリア)、デニス・シュローダー(ドイツ)ら、各チームの主力級選手で構成されたワールド・チームの面々は、NBAのさらなる国際化を感じさせてくれました。

毎年プレ・ダンクコンテストと化すライジングスターズ・チャレンジですが、今年は翌日に行なわれるダンクコンテストに出場するメンバーが4人共揃っており、それぞれが豪快なダンクを披露していました。

NBAの大きな魅力の一つは、やはり身体能力やサイズを活かしてリングに豪快に叩き込むダンクだと思います。
通常の試合ではそこまで多く見ることのできないダンクを、これでもか!と見られるのもこのオールスターの魅力でした。

お互いに大量点を取り合うなか、戦前の予想通りアンドリュー・ウィギンスがMVPを獲得!
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抜群の身体能力による華やかさで、一際特別なオーラを放っていました。

数々のスーパースター達が出場してきた若手の登竜門、ライジングスターズ・チャレンジ。
先々リーグの顔になるであろうスター候補生達を、一度に見る事が出来るというのは本当に大きな魅力だと思います。
数年後、このスーパースターのライジングスターズ・チャレンジを見たんだよな、と感慨深く思い出す日が来るに違いありません。

そして翌日はいよいよ、オールスター・サタデー!
さらに午前中には、日曜日の本戦に出場する選手達の公式練習が行われます。

>>その④オールスター公式練習

NBAオールスターを観に行こう!NBAハウスinニューヨーク

ニューヨークのNBAハウスは、ペン・ステーションのすぐ目の前にある中央郵便局の施設内で開催されており、入口ではライトアップされた選手達がファンを出迎えてくれていました。これぞNBAハウス!
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入口を入るとKIAやSpriteといったお馴染みのスポンサーや、ブルックリンでもあった選手と2ショットの動画が撮れるBBVAのブースがこちらにも。

さらに先を進むと、コーチを招いて本格的なクリニックを行っていたり、State FarmやGalaxyなどブルックリンのNBAハウスを上回る沢山のブースが軒を連ねており、さっそく片っ端から参加してみました。

こちらは通常の3m5cmをゆうに超える位置にリングが設置してあるSprintのブース。
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こちらに一人3本シュートを打って、1本でもゴール出来たらグッズがもらえるというイベントでした。

クリニックに参加していた少年たちが惜しいシュートを連発するなか、すぐ後ろに並んでいたお兄さが美しいフォームから一発でシュートを決め拍手喝采!
シュートを決めたファンはもちろん、参加するだけでも参加賞のNBAのロゴ入りタオルがもらえました。

こちらはPANINIのブース。

コービーやグリフィンといったスーパースター達のサイングッズが所狭しと展示されていおり、こちらは立ち寄ったファンにカードを配っていました。

NBAハウスはもちろんですが、イベントが行なわれるアリーナでも様々なグッズを配布しており、もらったもの全てを合わせるとこれだけの量に!
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こういった限定グッズがもらえるというのも、オールスターの大きな魅力のひとつかと思います。

ひとしきりブースを回り終え一息ついていると、Spriteのコートで小規模なダンクコンテストが行なわれるということで行ってみると
NBAのレジェンド、ダリル・ドーキンス氏が審査員として登場!

70年代から80年代にかけて活躍した選手ですが、バックボードを破壊した強烈なダンクと「チョコレート・サンダー」の異名はご存知の方も多いのではないでしょうか。

ダンクコンテストもひとしきり盛り上がり、閉館時間も近づいてきたという事で、この日はNBAハウスをあとにしました。

ファン参加型のNBAジャムセッションは、子供さんはもちろん大人も楽しめるイベントになっており、やはりNBAに囲まれた時間を過ごせるというのはファンにとってはたまらないものがありました!

そしてNBAジャムセッションの一番の魅力は、なんといってもNBA選手に会えるという事だと思います!
金曜日は都合上行けなかったものの、土曜・日曜日とNBAハウスに通うなかで現役選手達にも会うことが出来ましたので、その模様についてもこの後書かせていただきたいと思います。

金曜日からは、いよいよアリーナで開催されるオールスターイベントが始まります。
まずはアンドリュー・ウィギンスら、次世代を担うスター候補生達が集ったライジングスターズ・チャレンジです!

>>その③ライジングスターズ・チャレンジ

NBAオールスターを観に行こう!NBAハウスinブルックリン

空港からペン・ステーションに到着し、早速バスケットボールの聖地マディソン・スクエア・ガーデンを一回りしてみると、巨大なNBA選手達の広告がお出迎え!
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 会場に向かう地下鉄の構内もそうでしたが、あちらこちらで目にする選手達の広告が、いよいよオールスターに来たのだという実感と高揚感をさらに高めてくれました。

いよいよオールスターのイベントへ!

まずは地下鉄に乗ってブルックリン・ネッツの本拠地、バークレイズ・センター近くのNBAハウスに向かいました。
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今回のオールスターは前記の通りニューヨークとブルックリンの2箇所に別れており、ブルックリンの方は大学の施設での開催でした。

 入口を進むと天井に彫刻が施された体育館にコートが1面。

さらにラリー・オブライエン・トロフィーとの記念撮影が出来たり、ドラフト・コンバインならぬファン・コンバインという
自分の身長やジャンプ力を計測し、入力したデータをモバイル端末経由で受け取れるというブースなどがありました。

ファン参加型のイベントという事で、大人もそうですが特に子供さん達が大喜び。目を輝かせて熱心に参加している姿はとても微笑ましかったです。

さらに先を進むと、今度はゲームをプレーできたりNBA選手の手や足の大きさを体感できるブースや、オールスターグッズを販売するショップ。

そしてあらかじめ撮影してある選手の映像をその場で合成し、出来上がった2ショット映像が登録したアドレスに送られてくるというブースなどもありました。
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こちらは各スポサンサーが各会場で同様のものを提供しており、なかなか撮ることの出来ない選手との2ショット(しかも静止画ではなく動画)が撮れるというなかなか画期的なものでした。

初日のブルックリンのNBAハウスは9時半まで。
ニューヨークの方は9時までという事で、ブルックリンのNBAハウスを後にし今度はニューヨークのNBAハウスへ。
ブルックリンの会場よりもさらに広いニューヨークのNBAハウスは、様々なブースやイベントが盛りだくさんでした!

>>その②NBAハウス inニューヨーク

NBAオールスターを観に行こう!

年に一度、NBAのスーパースター達が一堂に会す夢の球宴NBAオールスター!
2015年はニューヨークでの開催となりました。

例年であれば開催都市のチームが本拠地とするアリーナと、その近くのコンベンションセンターの2箇所で開催されますが
今回はニューヨーク・ニックスとブルックリン・ネッツの2チームがフランチャイズを構えるニューヨークということで
両チームのアリーナとそれぞれに隣接する施設の計4箇所を使うという、例年とは少し異なるオールスターとなりました。

オールスターについてはある程度は知っていたものの、体験するのはこれが初めて。
やはり見るのと聞くとは大違い。そんな体験を共有させていただき、少しでも次回のオールスター観戦にお役立ていただけたら嬉しいです。

NBAオールスター2015 日程

月日 日程
2月12日(木) ・NBAハウス(ニューヨークブルックリン)
2月13日(金) ・NBAハウス(ニューヨーク・ブルックリン)
・セレブリティ・ゲーム
ライジングスターズ・チャレンジ
2月14日(土) ・NBAハウス(ニューヨーク・ブルックリン)
オールスター・公式練習
オールスター・サタデーナイト
2月15日(日) ・NBAハウス(ニューヨーク・ブルックリン)
オールスター本戦

オールスターのイベントは金・土・日曜日のみの開催と思われる方も多いと思いますが、ファン参加型のイベントJAMセッション(今回はNBAハウスという名称でした)は木曜日から始まります。

その初日である木曜日からニューヨークに入り、オールスターウィークを体験してきました。
早速その模様をレポートさせていただきたいと思います。

>>その①NBAハウス inブルックリン