ユナイテッド・センターは、1994年に建てられたシカゴにあるアリーナです。
シカゴのダウンタウンから少し離れた閑静なエリアにあり、シャトルバスや地下鉄のブルーラインで行くことができます。
会場周辺にはホテルはないので、拠点は、シカゴのダウンタウンが一般的になりそうです。
空港からも地下鉄で1時間あれば、一本で来れます。
ユナイテッド・センターは、シカゴ・ブルズ、ブラックホークスの本拠地となり、どちらも人気チームとして高い集客率を誇ります。
場内には、所せましと両チームの優勝バナーが飾られ、マイケル・ジョーダン、スコッティ・ピッペンなどの欠番もあります。
会場の外にはマイケル・ジョーダンの銅像が建ち、昼間の明るい時間に行くならいい記念写真も撮れそうです。
シカゴ・ブルズ(NBA)
シカゴ・ブルズは、NBAのイースタン・カンファレンス、セントラル・ディビジョンに属するチームです。
マイケル・ジョーダンを中心に1991~1993、1996~1998のシーズンに2度のチャンピオンに輝いているチームです。
2000年代に入るとしばらくの間、低迷もありましたが、2010-2011シーズンは、デリック・ローズの活躍もあり、
高い勝率を残しています。
チームの永久欠番は、4 ジェリー・スローン、10 ボブ・ラブ、23 マイケル・ジョーダン、33 スコッティ・ピッペンとなります。
シカゴ・ブラックホークス(NHL)
シカゴ・ブラックホークスは、NHLのウエスト・カンファレンス、セントラル・ディビジョンに所属するチームです。
NHLの創世記のオリジナル・シックスのひとつで、スタンレーカップ獲得は、4度の名門チーム。
長きにわたり優勝から遠ざかっていたものの、2009-2010シーズンに1961年以来となる優勝を成し遂げました。
チームのスター選手は、88番のパトリック・ケイン、シカゴ・ブラックホークスの若きエース、
キャプテンの19番ジョナサン・テーブスというところでしょうか。
ユナイテッド・センターの周辺
ユナイテッド・センターのあるエリアは、マルコムX大学、ラッシュユニバーシティメディカルセンターがあり、もの静かなエリアになります。
朝のブルーラインは、ここまで来ると若い学生がほとんどになるようです。
決して治安が悪いエリアには感じませんが、何があるかわからないので当然注意は必要でしょう。
会場の周りだけ歩くと、本当に何もありません。
何か食べれるような場所もなく、信号の角には、チケットショップがあるぐらいです。
試合がない日は来ることもないと思いますが、会場の周りで食べたり、ショッピングをしたりという感じのエリアではないです。
マイケル・ジョーダンの銅像
ジョーダンの銅像はゲート4の前にあります。
夜の試合の場合は、暗くて分からないかもしれません。
駐車場
ユナイテッド・センター周辺がオフィシャルパーキングになっているのですが、試合開始前後の時間帯は道も渋滞気味です。
シカゴ自体、地下鉄の移動が便利な街ですので、レンタカーの場合はかえってコストが掛かると思います。
試合の日の料金は、25ドル前後です。
ホテル情報
会場周辺は、閑静な住宅街のようなところとなり、一見、会場周辺にはホテルは見当たりません。
基本的には、シカゴのダウンタウンがベストだと思います。
このあたりは、特に会場や大学以外は目につくものがありません。
そのため、無理にできるだけ会場に近いホテルというのはかえって非効率になる可能性があります。
地下鉄のアクセスを使う場合、空港から出ているブルーラインが一本です。
そのため、ホテル代を安くする場合は、オヘア空港近くのホテルも方法の一つです。
ユナイテッド・センターで観戦する
ユナイテッド・センターでは、NBAのシカゴ・ブルズ、NHLのシカゴ・ブラックホークス他、有名アーティストのコンサートなど開催されます。
ブルズの集客数に象徴されるように、アリーナの規模としては、大きい部類です。
例えば、有名なマディソン・スクエア・ガーデンのNBAの集客人数(座席のみ)が1万9763人に対して、ユナイテッド・センターは、2万917人と約1100席も多く、さらに立ち見がフルで入ると2万3000人を超えます。
会場内について
ユナイテッド・センターは、まず100レベル(1階席)、200レベル(2階席)、300レベル(3階席)という3階層です。
特徴としては、200レベルはゴール裏も含めて全体的にクラブレベルとなり、このエリアは200レベルのチケットホルダーでないと入ることができません(コンコースを含め)。
100レベルは、1-19列が基本となります。NBAの場合、コートとスタンドの座席に隙間が生じるため、それを埋めるためフロアレベルの座席があります。ユナイテッド・センターの場合は、横のエリアは、A、B列、それとコートサイドが1列になります。
ゴール裏はAからMその後、1~19となります。Aの前にコートサイドの座席が1列あります。
200レベルは、基本的には1から8列となります。
300レベルは、1から17のエリアが多く、最後尾の後ろが立ち見エリアとなっています。
ユナイテッド・センターは、立ち見チケットを販売します。
そのため、実際の座席数は、NBAの場合、20917人ですが、最高で、2万3129人の集客となります。
NHLは、1万9717人分の座席ですが、立ち見を入れると2万2428人の集客となります。
持ち込みできるもの
カメラ
カメラの持ち込み規制に関しては、若干その日の係員の対応によるところもありますので、
アリーナ内のイベントの場合は、あまり大きい望遠レンズの付いたカメラは避けた方が無難ではあります。
一般的なデジカメはまず問題ない会場です。
食べ物
飲食物の持ち込みはできないアリーナとなります。
会場の中で、食べ物、飲み物は買うことができます。
一般的なピザやちょっとした軽食を買えます。
子どもの入場
ユナイテッド・センターの子どもの入場については、身長になるようです。
36インチ(約91センチ)未満の子どもは親のひざ上の観戦の場合、チケットは不要になります。
ただ、一部のファミリーイベントなどはチケットは必要になる可能性もありますので、事前に確認しましょう。
ゲートオープンの時間
ユナイテッド・センターは基本的には、試合開始の1時間30分前から開場します。
ゲストサービス窓口(Guest Relations)
会場内で分からないこと、帰りの交通が分からない場合などは、ゲストセンターで確認してみましょう。
1階はゲート2と6付近に設置されています。
喫煙
ユナイテッド・センター内は禁煙です。
2011年現在、ゲート7のエリアに喫煙所がありますので、そこで吸うようにしましょう。
一度、外へ出る手続きをするため、必ずチケットを持っていき、出るとき、帰るときにスキャンしてもらいます。
ユナイテッド・センターへのアクセス
ユナイテッド・センターへのアクセスで、一番簡単だと思えるのは、地下鉄の利用になるでしょうか。
ブルーラインで、最寄りのIllinois Medical District(イリノイ・メディカル・ディストリクト)駅まで行きます。
そこから徒歩5分前後で会場が見えます。
なかなかバスに乗りなれない方にとっては、アメリカの複雑なバスの使い方は慣れるまでは面倒です。
電車の場合は、とにかくその路線の行き先さえ間違えなければ、駅がありますので、難易度は下がります。
ブルーラインがカバーしているのは、オヘア空港からとなりますので、空港周辺のホテルに宿泊している方も1本でこれます。
時間としては約50分。料金は2010年現在2.25ドルです。
傾向としては、ビジネスマンのような客層が多いラインです。
ブルーラインの情報
市バスもダウンタウンからユナイテッド・センターを結びます。
乗るバスさえ間違えなければ、問題ないと思いますが、アメリカのバスは、大体の場所で自分で判断しておりないといけません。
そのため、慣れないとずっと外を見て、降りるタイミングを逃さないようにしないといけないのですが、行きは会場がどーんとありますので、問題はないでしょう。
帰りのバスもアリーナの前から出ているので、まず迷うことはありません。
ダウンタウンからユナイテッド・センターへ行くバスは、#50となります。
ユナイテッド・センターその他の情報
WILL CALL
チケットマスターでチケットを予約した場合のチケット窓口での受け取りのことです。ユナイテッド・センターの場合、WILLCALLは、メインゲートとなるゲート3の隣にあるチケット窓口でお受け取りいただけます。
ベンチ
ブルズのベンチは、セクション101-102付近となります。ビジターベンチは、121-122付近となります。
ブラックホークスのベンチは、101付近となり、ビジターベンチは、122付近となります。
食べ物、飲み物
ユナイテッド・センターのビールの値段は2010年時で7.50ドルです。
アルコールを買う際は、日本人の場合、ほぼIDの提示を求められますので、必ずID(パスポート)を持っていきましょう。
ストア
ユナイテッド・センターの中で、ブルズやブラックホークスのグッズを買うことができます。
試合中は基本的にはほとんどやっています。