トロントの地下鉄

トロントはバスやストリートカーなど様々な移動手段がありますが、今回は地下鉄の利用方法をご案内します。

地下鉄

写真上部の案内が地下鉄の目印。階段を降りると改札が見えてきます。
access (39)_R

access (41)_R

トークン

TTCでは現金の他に、トークンと呼ばれるバス・地下鉄・ストリートカー全ての乗り物で使えるコインがあります。
access (48)_R

access (47)_R

コインの自動販売機は地下鉄の各駅に置いてあり、その他にも金券ショップなどでも取り扱っていました。

$3=1トークン
こちらは、まとめて買った方がお得なようです。*専用機はカナダドルのみ利用可能

改札の通り方はトークンを入れる、もしくは窓口で3ドルを払って回転バーを押して入ります。

トランスファー

便利なTTCですが、唯一トランスファー(乗り換え)のルールが少しややこしいかもしれません。

・乗り換えは片道区間に限り無料、往復は不可。
・同一の駅・停留所で乗り換えを行う必要があり、一部区間を除いて異なる停留所での乗り換え(1停留所歩く等)は認められていない。
・最初に運賃を支払った駅・車両でのみトランスファーチケットを受け取る事が可能。(乗り換え場所で発行されたものは使用不可)
・乗り換えは最初の乗車から1時間以内であれば無料。

まとめると、片道・同じ場所・1時間以内であれば無料で乗り換えが可能です。

バスやストリートカーの場合は、運転手からもらう(もしくは車内の専用機から発券)トランスファーチケットですが
地下鉄の場合、各駅の構内に専用機が設置されています。
access (63)_R

Pressのボタンを押すだけ。
access (64)_R

その他にも観光等で1日3回以上乗り降りする場合は、デイパスという1日$11で乗り放題の券がお得です。
access (58)_R
こちらは地下鉄の窓口で購入できます。(駅員がその日の日付をスクラッチ、期限は翌朝の5時半まで。)
access (49)_R

その他土日の割引などもあります。

トランスファーやデイパスを利用する場合は駅員に提示して改札を通るため、窓口もしくは駅員のいる改札を通る必要があります。

トロント・ピアソン国際空港から TTCを利用したダウンタウンへのアクセス

空港からダウンタウンまでのアクセスの方法は、タクシーやシャトルバスなど様々ありますが
今回はダウンタウンまで3ドルと、費用面で最も安いトロントの公共交通機関TTC(トロント交通局)を利用したアクセス方法をご案内いたします。

バス

まずは空港から最寄の地下鉄キプリング駅(Kipling Station)を目指します。
ターミナル1の一番下の階、グランドレベル“G”がキプリング駅に向かうバス“192 Airport Rocket”の発着場所となります。
access (2)_R

バス停は“R”の出口を出るとすぐ目の前です。
access (3)_R

バスの料金は3ドル。料金を払う際はおつりが出ませんので、ぴったりご用意ください。
access (10)_R

access (6)_R

前方の乗車口から乗り3ドルを支払った後、運転手から必ずトランスファー(乗り継ぎ)チケットをもらいます。
access (64)_R

*画像は地下鉄ユニオン駅のトランスファーチケット

TTC(トロント交通局)は、トロントのバス・地下鉄・路面電車(ストリートカー)を運営しており、同日・片道・同じ場所・1時間以内であればトランスファーチケットを使って乗り継ぐ事が可能です。
*詳しくはTTCのHPをご覧下さい。

忘れずにチケットをもらいましょう。

バスに揺られること約20分。地下鉄キプリング駅(Kipling Station)に到着です。
access (11)_R

地下鉄

バスを下車し構内の階段を降りると改札は無く、すぐに地下鉄のホームです。
access (12)_R

access (15)_R

キプリング駅は、始発駅なので出発する電車に乗ります。

access (16)_R

バスも地下鉄も、日本とさほど変わらない清潔さです。

今回は例としてチャイナタウンを目的地としてみます。
チャイナタウンの最寄駅はスパダイナ駅(Spadina Station)、キプリング駅から約25分ほどで到着します。

路面電車(ストリートカー)

スパダイナ駅に到着後、目的地の近くまでは市内を走る路面電車(ストリートカー)を利用します。

ホームの階段を上がると、右手にストリートカーの停留所があります。
access (25)_R

運転手にトランスファーチケットを見せて乗車します。access (27)_R

バスもストリートカーも、日本と同じく各停車駅がアナウンスされますので、最寄駅でSTOPを押してください。
access (37)_R access (38)_R

目的地のチャイナタウンに到着です。

NBAオールスターを観に行こう!NBAオールスターゲーム

いよいよオールスターウィークのメインイベント、NBAオールスターゲームです。何度も通ったマディソン・スクエア・ガーデンもオールスター色に染まります。マディソン・スクエア・ガーデン

入場しアリーナを一回りすると、ウォームアップの時点でコートサイドにはメディアや関係者の姿が多くあり、これまでのイベントとは違う独特な雰囲気でした。
san (44)_R

 

NBAオールスターゲーム

ウォームアップを終え選手達が下がると、いよいよNBAオールスターの始まりです!
まず度肝を抜かれたのがショーの数々。これまで他のイベントで何度も見てきたものの、やはり本選は別格の一言!
イントロではクリスティーナ・アギレラが大勢のバックダンサーを従え、パワフルなパフォーマンスを観せてくれました!
san (69)_R

ハーフタイムショーではアリアナ・グランデ。さらにニューヨークという事で、タイムアウト中には「シカゴ」や「マンマ・ミーア」などのミュージカルの短いショーもあり、コンサイートさながらの素晴らしいショーを観られるというのもNBAオールスターの醍醐味でした!
san (142)_R

そして毎年様々なかたちで行われる選手入場。今年は、左右からウェスト・イーストそれぞれの選手達が出てきて、中央で握手・ハグをするという形がとられました。
san (83)_R

国歌、カーメロ・アンソニーの挨拶を挟んで、いよいよティップオフです!
san (102)_R
ウエストのスターターは、ステファン・カリー、マルク・ガソル、そして怪我で欠場したコービー・ブライアント、アンソニー・デイビス、ブレイク・グリフィンの変わりに
ジェームス・ハーデン、ラマーカス・オルドリッジ、クレイ・トンプソンがスターター。
イーストは、レブロン・ジェームス、カーメロ・アンソニー、ジョン・ウォール、パウ・ガソル、カイル・ラウリーの先発となりました。

ゲームは序盤からダンクやアリウープそしてスリーポイントと、お互いにノーガードで打ち合うオールスターらしい試合展開に。
イーストは今年もレブロンがチームを牽引。
san (103)_R

カイル・コーバーも昨夜の鬱憤を晴らすべくスリーポイント7/12を含む21点を記録し、首位を走るアトランタ・ホークスの4人が同時にコートに立ちました。

一方のウエストはベンチから出てきたラッセル・ウエストブルックが大爆発。
san (176)_R

前半終了時で27得点を獲得しFG成功数と共にNBA新記録を塗り替え、さらに合計でウィルト・チェンバレンの42点に続く歴代2位の41点を叩き出し、自身初のオールスターMVPを獲得!

その他、東西合計3ポイントシュート試投数や成功数。試合終了時の総得点の記録も更新されるなど、聖地マディソン・スクエア・ガーデンで行われたオールスターは記録ずくめとなりました。

オールスターウィークを終えて

 普段各チームでプレーするスーパースター達を一度に観ることが出来るNBAオールスターゲーム、その名の通り本当に豪華なイベントでした!

さらにライジングスターズ・チャレンジやオールスター・サタデーナイト、そして選手と間近で触れ合うことの出来るJAMセッション(NBAハウス)など、毎日のようにNBAのイベントに通えるというのもファンにとっては素晴らしい体験でした。

通常の観戦以上に盛りだくさんのオールスターウィーク。ぜひNBAにどっぷりの濃い4日間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

NBAオールスターを観に行こう!NBAハウスinニューヨークpart3

オールスターウィークエンドもいよいよ最終日、何度も通ったNBAハウスもこれが最後です。

到着すると、木曜日にミニ・ダンクコンテストが行われていたスプライトのハーフコートで、アンソニー・デイビスとジョン・ルーカスによる子供たちのクリニックが行われていました。

サイン会もそうですが、特筆すべきはなんと言ってもこの近さ!
ny (101)_R

トレードマークの眉毛に、しなやかな身体と長い手足。
この距離感でずっとデイビスを見られるというのは、通常の観戦でもなかなか味わうことの出来ないものだと思います。

イベントが終わり振り返ると、今度はもう一つのコートで人だかりが。行ってみるとデマーカス・カズンズと昨年のドラフトで話題になったアイザイア・オースティンがクリニックを終えたところでした。

残念ながら写真を撮る事が出来なかったのですが、さっきまでデイビスが目の前にいて振り返ると今度はカズンズという、異常な状況にクラクラ(笑)
しかし、これこそNBAハウスの醍醐味だと改めて感じました。

NBAハウスまとめ

ny (27)_R

初めてのNBAオールスター。様々なイベントがありましたが、その中でも特にこのNBAジャムセッションこそ見ると聞くとでは大違い!
これだけ間近に、しかも当たり前のように選手達と会うことが出来るというのは、ファンにとっては本当に夢のような体験でした。

子供さんはもちろん、大人でも楽しめるファン参加型のイベントNBAジャムセッション。
オールスターに行かれる際は、是非体験してみて下さい。きっと素晴らしい思い出が出来ると思います。

オールスターウィークエンドもいよいよ残すところ最後のイベントになりました!

>>その⑧NBAオールスターゲーム

NBAオールスターを観に行こう!オールスター・サタデーナイト

朝は公式練習、昼はNBAハウス、そして夜はオールスター・サタデーナイトと土曜日はイベントが盛りだくさん。再びバークレイズ・センターにやってきました!

サタデーナイトと言えばご存知、ポイントガード達がパス・ドリブル・シュートの3つスキルを競い合うスキルズ・チャレンジ。シューター達がNo.1スリーポイント・シューターの座をかけて戦うスリーポイント・コンテスト。
そして現役NBA選手、レジェンド、さらにWNBA選手の三人ひと組で3箇所からのシュートタイムを競うシューティング・スターズ。さらにダンクコンテストの4つの競技が行われます。

競技の前には会場が一体となった演出や、おなじみTNTの面々による解説。さらにプロジェクション・マッピングが展開されるなど、オールスターらしい豪華な演出で観客のボルテージも最高潮です!
sat (51)_R

 

シューティング・スターズ

三連覇を目指すクリス・ボッシュ率いるチームボッシュを中心に、ステファン・カリー親子のチームカリー、さらにラッセル・ウエストブルック率いるチームウ エストブルック、そして怪我で欠場のアンソニー・デイビスに変わりポール・ミルサップが率いるチームミルサップの4チームで対戦となりました。

チームボッシュの対抗馬と見られていたチームカリーが予選で敗れ、決勝はチームボッシュとチームウエストブルックの一騎打ち!
結果はチームウエストブルックをかわし、見事チームボッシュがシューティング・スターズ三連覇を果たしました!
sat (78)_R

スキルズ・チャレンジ

今年は1人ずつ競技を行いタイムを競うという従来の方式から、2人ずつ両サイドに分かれてタイムを競うトーナメント方式の勝ち抜き戦となりました。
sat (96)_R

ジェフ・ティーグ、カイル・ラウリー、パトリック・ビバリー、デニス・シュローダー、ブランドン・ナイト、アイザイア・トーマス、エルフレッド・ペイトンといった若手選手たちが火花を散らすなか、予選を経て決勝に勝ち上がったのはビバリーとナイト。

序盤はナイトに遅れをとったものの、最後のスリーポイントを一投で決めたビバリーが代役出場から見事優勝を飾りました!
sat (111)_R

そしてハーフタイムを挟んでいよいよスリーポイントコンテストへ!

スリーポイント・コンテスト

sat (116)_R

ステファン・カリー、カイル・コーバー、JJ・レディック、クレイ・トンプソン、カイリー・アービング、ジェームス・ハーデン、マルコ・ベリネリ、ウェス リー・マシューズといった現代を代表するスリーポイントの名手達が軒並み顔を揃えたことにより、ファンはもちろん現役選手達も優勝予想をするなど、近年稀 に見る注目度になったスリーポイント・コンテスト。

優勝候補の一人とされていたコーバーや前年の優勝者であるベリネリらが予選で姿を消すなか、カリーとトンプソンのスプラッシュ・ブラザーズ、そしてアービングが決勝に進出。

一番手のアービングは17点。2番目で出場したカリーは後半なんと13本連続でシュートを沈め27ポイントを獲得!シュートが決まっていくたびに歓声が大きくなっていくさまは、これぞスリーポイントコンテスト!
sat (136)_R

勝負ありという空気のなか3番手で出場したトンプソンは14点と振るわず、ここ一番で抜群の勝負強さを見せたカリーが、他の2人を圧倒し念願の初優勝を手にしました!
今季はMVPの有力候補に名を連ねチームも絶好調!オールスターを通じてカリーの人気、そして実力を肌で感じることが出来ました。

最後はいよいよサタデーナイトのメインイベント、ダンクコンテストです!

ダンク・コンテスト

sat (143)_R
前年の東西に分かれてのチームバトルから、これまで通りの個人戦方式に戻った今年のダンクコンテスト。出場選手には昨夜のルーキーチャレンジに出たビクター・オラディポ、メイソン・プラムリー、ヤニス・アデトクンポ、そしてザック・ラビーンの4人が選出されました。

近年はダンクというより演出に重きが置かれ、今ひとつ盛り上がりに欠けたダンクコンテストでしたが、今年も入場時こそ若干の演出はあったもののコンテスト自体は本来の純粋なダンク勝負!
sat (157)_R

予選1本目で540°のボースハンドリバースダンクの大技を決め50点満点記録したオラディポと、素晴らしい跳躍力と華麗な空中姿勢で2度の満点を叩き出したラビーンがコンテストを牽引。

決勝では惜しくも50点満点とはならなかったものの、予選から圧倒的なパフォーマンスで会場を大いにわかせたラビーンが、19歳という史上2番目の若さでのチャンピオンとなりました!
sat (164)_R

スリーポイント・コンテストの注目度に隠れ盛り上がりが心配されたダンクコンテストでしたが、純粋なダンク勝負とそれにふさわしい新チャンピオンが生まれた事で来年以降のコンテストへの期待がさらに高まりました。

一日で4つの競技を観ることの出来る盛りだくさんのオールスター・サタデー。
各競技における選手達のスキルの高さや身体能力はもちろん、強烈なダンクには爆発するかのごとく、連続シュートには倍々で膨れ上がるように盛り上がる感じは、生ならではの貴重な体験でした。

午前中は公式練習、そして午後のNBAジャムセッションを挟んで、夜はオールスター・サタデー。オールスターにおでかけの際は、ぜひNBA一色の一日を過ごしてみてはいかがでしょうか?

オールスターウィークエンドもいよいよ残りも僅かになってきました。
3日間通ったNBAハウスもこれで最後です。

>>その⑦NBAハウスinニューヨークpart3