いよいよオールスターウィークのメインイベント、NBAオールスターゲームです。何度も通ったマディソン・スクエア・ガーデンもオールスター色に染まります。
入場しアリーナを一回りすると、ウォームアップの時点でコートサイドにはメディアや関係者の姿が多くあり、これまでのイベントとは違う独特な雰囲気でした。
NBAオールスターゲーム
ウォームアップを終え選手達が下がると、いよいよNBAオールスターの始まりです!
まず度肝を抜かれたのがショーの数々。これまで他のイベントで何度も見てきたものの、やはり本選は別格の一言!
イントロではクリスティーナ・アギレラが大勢のバックダンサーを従え、パワフルなパフォーマンスを観せてくれました!
ハーフタイムショーではアリアナ・グランデ。さらにニューヨークという事で、タイムアウト中には「シカゴ」や「マンマ・ミーア」などのミュージカルの短いショーもあり、コンサイートさながらの素晴らしいショーを観られるというのもNBAオールスターの醍醐味でした!
そして毎年様々なかたちで行われる選手入場。今年は、左右からウェスト・イーストそれぞれの選手達が出てきて、中央で握手・ハグをするという形がとられました。
国歌、カーメロ・アンソニーの挨拶を挟んで、いよいよティップオフです!
ウエストのスターターは、ステファン・カリー、マルク・ガソル、そして怪我で欠場したコービー・ブライアント、アンソニー・デイビス、ブレイク・グリフィンの変わりに
ジェームス・ハーデン、ラマーカス・オルドリッジ、クレイ・トンプソンがスターター。
イーストは、レブロン・ジェームス、カーメロ・アンソニー、ジョン・ウォール、パウ・ガソル、カイル・ラウリーの先発となりました。
ゲームは序盤からダンクやアリウープそしてスリーポイントと、お互いにノーガードで打ち合うオールスターらしい試合展開に。
イーストは今年もレブロンがチームを牽引。
カイル・コーバーも昨夜の鬱憤を晴らすべくスリーポイント7/12を含む21点を記録し、首位を走るアトランタ・ホークスの4人が同時にコートに立ちました。
一方のウエストはベンチから出てきたラッセル・ウエストブルックが大爆発。
前半終了時で27得点を獲得しFG成功数と共にNBA新記録を塗り替え、さらに合計でウィルト・チェンバレンの42点に続く歴代2位の41点を叩き出し、自身初のオールスターMVPを獲得!
その他、東西合計3ポイントシュート試投数や成功数。試合終了時の総得点の記録も更新されるなど、聖地マディソン・スクエア・ガーデンで行われたオールスターは記録ずくめとなりました。
オールスターウィークを終えて
普段各チームでプレーするスーパースター達を一度に観ることが出来るNBAオールスターゲーム、その名の通り本当に豪華なイベントでした!
さらにライジングスターズ・チャレンジやオールスター・サタデーナイト、そして選手と間近で触れ合うことの出来るJAMセッション(NBAハウス)など、毎日のようにNBAのイベントに通えるというのもファンにとっては素晴らしい体験でした。
通常の観戦以上に盛りだくさんのオールスターウィーク。ぜひNBAにどっぷりの濃い4日間を過ごしてみてはいかがでしょうか。