NBAオールスターを観に行こう!オールスター・サタデーナイト

朝は公式練習、昼はNBAハウス、そして夜はオールスター・サタデーナイトと土曜日はイベントが盛りだくさん。再びバークレイズ・センターにやってきました!

サタデーナイトと言えばご存知、ポイントガード達がパス・ドリブル・シュートの3つスキルを競い合うスキルズ・チャレンジ。シューター達がNo.1スリーポイント・シューターの座をかけて戦うスリーポイント・コンテスト。
そして現役NBA選手、レジェンド、さらにWNBA選手の三人ひと組で3箇所からのシュートタイムを競うシューティング・スターズ。さらにダンクコンテストの4つの競技が行われます。

競技の前には会場が一体となった演出や、おなじみTNTの面々による解説。さらにプロジェクション・マッピングが展開されるなど、オールスターらしい豪華な演出で観客のボルテージも最高潮です!
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シューティング・スターズ

三連覇を目指すクリス・ボッシュ率いるチームボッシュを中心に、ステファン・カリー親子のチームカリー、さらにラッセル・ウエストブルック率いるチームウ エストブルック、そして怪我で欠場のアンソニー・デイビスに変わりポール・ミルサップが率いるチームミルサップの4チームで対戦となりました。

チームボッシュの対抗馬と見られていたチームカリーが予選で敗れ、決勝はチームボッシュとチームウエストブルックの一騎打ち!
結果はチームウエストブルックをかわし、見事チームボッシュがシューティング・スターズ三連覇を果たしました!
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スキルズ・チャレンジ

今年は1人ずつ競技を行いタイムを競うという従来の方式から、2人ずつ両サイドに分かれてタイムを競うトーナメント方式の勝ち抜き戦となりました。
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ジェフ・ティーグ、カイル・ラウリー、パトリック・ビバリー、デニス・シュローダー、ブランドン・ナイト、アイザイア・トーマス、エルフレッド・ペイトンといった若手選手たちが火花を散らすなか、予選を経て決勝に勝ち上がったのはビバリーとナイト。

序盤はナイトに遅れをとったものの、最後のスリーポイントを一投で決めたビバリーが代役出場から見事優勝を飾りました!
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そしてハーフタイムを挟んでいよいよスリーポイントコンテストへ!

スリーポイント・コンテスト

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ステファン・カリー、カイル・コーバー、JJ・レディック、クレイ・トンプソン、カイリー・アービング、ジェームス・ハーデン、マルコ・ベリネリ、ウェス リー・マシューズといった現代を代表するスリーポイントの名手達が軒並み顔を揃えたことにより、ファンはもちろん現役選手達も優勝予想をするなど、近年稀 に見る注目度になったスリーポイント・コンテスト。

優勝候補の一人とされていたコーバーや前年の優勝者であるベリネリらが予選で姿を消すなか、カリーとトンプソンのスプラッシュ・ブラザーズ、そしてアービングが決勝に進出。

一番手のアービングは17点。2番目で出場したカリーは後半なんと13本連続でシュートを沈め27ポイントを獲得!シュートが決まっていくたびに歓声が大きくなっていくさまは、これぞスリーポイントコンテスト!
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勝負ありという空気のなか3番手で出場したトンプソンは14点と振るわず、ここ一番で抜群の勝負強さを見せたカリーが、他の2人を圧倒し念願の初優勝を手にしました!
今季はMVPの有力候補に名を連ねチームも絶好調!オールスターを通じてカリーの人気、そして実力を肌で感じることが出来ました。

最後はいよいよサタデーナイトのメインイベント、ダンクコンテストです!

ダンク・コンテスト

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前年の東西に分かれてのチームバトルから、これまで通りの個人戦方式に戻った今年のダンクコンテスト。出場選手には昨夜のルーキーチャレンジに出たビクター・オラディポ、メイソン・プラムリー、ヤニス・アデトクンポ、そしてザック・ラビーンの4人が選出されました。

近年はダンクというより演出に重きが置かれ、今ひとつ盛り上がりに欠けたダンクコンテストでしたが、今年も入場時こそ若干の演出はあったもののコンテスト自体は本来の純粋なダンク勝負!
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予選1本目で540°のボースハンドリバースダンクの大技を決め50点満点記録したオラディポと、素晴らしい跳躍力と華麗な空中姿勢で2度の満点を叩き出したラビーンがコンテストを牽引。

決勝では惜しくも50点満点とはならなかったものの、予選から圧倒的なパフォーマンスで会場を大いにわかせたラビーンが、19歳という史上2番目の若さでのチャンピオンとなりました!
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スリーポイント・コンテストの注目度に隠れ盛り上がりが心配されたダンクコンテストでしたが、純粋なダンク勝負とそれにふさわしい新チャンピオンが生まれた事で来年以降のコンテストへの期待がさらに高まりました。

一日で4つの競技を観ることの出来る盛りだくさんのオールスター・サタデー。
各競技における選手達のスキルの高さや身体能力はもちろん、強烈なダンクには爆発するかのごとく、連続シュートには倍々で膨れ上がるように盛り上がる感じは、生ならではの貴重な体験でした。

午前中は公式練習、そして午後のNBAジャムセッションを挟んで、夜はオールスター・サタデー。オールスターにおでかけの際は、ぜひNBA一色の一日を過ごしてみてはいかがでしょうか?

オールスターウィークエンドもいよいよ残りも僅かになってきました。
3日間通ったNBAハウスもこれで最後です。

>>その⑦NBAハウスinニューヨークpart3

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