例年であれば特設会場で行なわれる公式練習ですが
今年はニューヨーク・ニックスのホームであるマディソン・スクエア・ガーデンでの開催となりました。
10時半からの開始ということで少し前に会場入りしてみると、このあと公式練習を控えるステファン・カリー達や、前日のライジングスターズ・チャレンジで活躍した選手達がコーチとなり
オリンピック選手達とカリーのお父さんであるデル・カリーや、デトレフ・シュレンプ、クリス・、マリン、そして先日引退したジェイソン・コリンズらが混じってプレーをするというイベントが和やかに行われていました。
オールスター公式練習
マスコットが並ぶなか、試合さながらに選手一人ひとり名前がアナウンスされての入場です。
ウエストの一番人気は、やはりファン投票で最多得票を獲得したカリー!自身もチームも絶好調、改めてその人気を肌で感じました。
そして、それに次ぐ歓声を受けていたのはティム・ダンカンでした。
5度の優勝を誇る“ビッグ・ファンダメンタル”に対するリスペクト。こういった現地の人気や反応を肌で感じられるというのもオールスターならではかもしれません
スティーブ・カーHCのもと、選手達は時折ファンの声援に答えながらリラックスした様子でシュート練習を行っていました。やはりこれだけの選手達を一度に、そしてこれだけ間近に見られるというのは本当に貴重な体験でした。
練習の合間にはイーストのジョン・ウォールとカリーの目隠しシュート対決を挟んだり、イーストの公式練習前には各チームのマスコットvsニックスのトランポリンを使ったダンクパフォーマンス対決や、ミニライブを挟むなど、ファンを飽きさせない工夫が随所に施されてありました。
カーメロ・アンソニーの挨拶のあと、マーク・ブーデンフォルツァーHCのもとストレッチから練習開始です。
カーHCに比べるとより通常の練習に近いものなのか、序盤は少し退屈そうにしていた選手も見受けられましたが
淀みない指示で各選手のリスペクトを勝ち取っていくさまは、イーストの首位を走るアアトランタ・ホークスの好調の一端を見たような気がしました。
そして今回の公式練習の入退場口が、予想していた通常のニックス戦の場所とは逆のサイドになっていたため残念ながらサインをもらうことは出来ませんでしたが、退場の際には選手達にサインをもらうことが出来るようです。
ルーキーチャレンジ、サタデー、そして本戦というオールスターのイベントの中で、この公式練習がもっとも選手を間近で観ることの出来たイベントでした。
それ以外にも各選手の人気度や、普段は別々のチームでプレーする選手達の関係性、試合とは違うリラックスした姿、そしてほんの僅かですがHCのスタイルの違いなど、普段なかなかみることの出来ない姿も沢山観ることが出来ました。
豪華なオールスターの面々をこれだけ間近で見ることの出来る公式練習、オールスターに行かれる際は是非ともスケジュールに入れてみてください!
そして公式練習でサインをもらうことが出来なくても、選手と触れ合う機会は沢山あります!